私は学校が苦手です。小学生の頃は立たされてばっかりでしたし、大学も自主留年で専門課程に3年間いたのですが、出た授業は全部で2時間だけでした。証券外務員試験のような、仕事をしていく上で絶対持っていなければならないものを除いて、資格試験やTOEICその他、一切受けたことがありません。正確には或る試験をひとつ嫌々受けましたが落ちました。私はなべて学校なるものが合わないのです。
中学も一年生の時に学年で初めて始末書(校長訓戒なるものでした)取られたし。私は落ち着きがないし、自分が興味のあることに没頭する場合を除いて、じっと長時間座っていることが出来ません。そもそも人の話を聞くのが極めて苦手です。あ、いや、これは誤解を招く。一対一で対峙して相手の話にしっかりと耳を傾けることはむしろ得意です。教室形式で、他の人と一緒に、人の話を聞くのが苦手なのです。大勢の人向けに発信された話を聞くのがダメなのかも知れません。今日はいい訳が長いですね。
東京で行われたMIT Media Labのコンフェランスに参加したのですが、やはりこの癖は変わりませんでした。議論するのは楽しいんですけどね。50になるまで気が付かなかったのか、往生際が悪いですが、私は学校が向かないと云うことが、ようやく腹に落ちました。何を今更と云う感が強いですが。でもこうやって自分自身に長々といい訳を書かなければならないほど、このことは私としては悩ましい問題なのです。ふぅ。
この週末は札幌でセミナーです。大勢の人に向けて話をするのは得意なんですけどね。困ったもんだ。こんな私を御容赦下さい。今日は懺悔のつぶやきでした。