今朝テレビを流していると、じどりなる言葉が耳に入ってきました。海外でもブーム。ローマ法王も云々。日本のじどりは独特で海外からも注目、等々。私はてっきり地鶏だと思い、そうかー、美味しいもんなー、ローマ法王も食べるのかー、日本はやっぱり食べ物は注目されるね!などと思い、いざテレビに目をやると、なんと"自撮り"、スマホで自分の写真を撮ることでした。なぁーんだ。英語ではセルフィー(selfie)と云うそうです。
外国の人は風景を撮るというか、自分はここに来たということを記録するのが主眼で、あまり時間を掛けず、背景に場所の記憶を留め、自分の顔はたとえ切れていてもあまり気にしないとのこと。うむ、これは私も全く同様。一方日本の女性は、自分自身を美しくとることが目的で、トイレの中やベッドの上で、十分に時間を掛けて取り直したりするとのこと。ほぉー。じどりでも色々ありますね。
しかしローマ法王が自撮りをするとはどういうことだろう。いずれこの時代特有の宗教なども生まれてくるのだろうか。コンピューティング・パワーと情報量のべき乗的な伸び。お金という流動性の倍々ゲーム的な膨張。そして人口の爆発。我々はどこに行くのだろう?自撮りとは関係のないところに、私の考えは暴走するのでした。