アジアを中心とした若い起業家達によるビジネスプランコンテストのファイナリストのプレゼンテーションを聞く機会がありました。みんなとても元気で未来が楽しみです。健康や教育をネタにしたものも多く、時代の変化も感じます。しかし何と云ってもそのエネルギーが凄い。ただ私は彼ら・彼女らの熱の入ったプレゼンを聞きながら、そのエネルギーとパッションを維持する方法や仕組みとその可能性に思いを馳せていました。

継続することは大変です。継続する才能こそが天才だと、羽生善治さんは仰っています。私が彼らに対して出来ることは何だろう?ビジネス・アイデアを磨くことは、専門分野も興味も情熱も違うから無理でしょう。しかし継続する仕組みについては助言することが出来るかも知れません。

参入障壁を作ること、コアとなる支え合える経営チームを作ること、簡単ではありませんが苦難に対峙しても自らの心が折れないような仕掛けを考えること、本人の選択肢ではありますが大企業・大資本に取られないようにすること、そして資本政策など。継続しないと社会は変えられませんからね。頑張れ!