イーベイの創業者であるピエール・オミディエが250億円をかけてデジタル・ジャーナリズムをゼロから作るプロジェクトを興したとのこと。凄いですねー。
アマゾンのジェフ・ベゾスはやはり250億円でワシントン・ポストを買収したし、MITメディアラボの伊藤穣一はニューヨーク・タイムズの社外取締役になっています。ネット界のスーパースター達がみんなジャーナリズムに関わっていく。力や知性のある人にとって、或る意味で自然な流れでしょうか。それぞれ今後の行方に注目していきたいと思います。

私はジャーナリズムはどの情報を取捨選択するのかが肝だと思っています。CIAはCentral Information AgencyではなくCentral Intelligence Agencyの略です。インフォメーションではなく意味のある形で取捨選択され再構築されたインテリジェンス。それが重要です。ジャーナリズムも情報機関も似たところがあるでしょう。

そういった意味で、ニュースのキュレーション・サービスというのは中々便利で可能性のあるサービスだと思います。私はNewsPicksというサービスを利用し参加もしていますが便利です。今後ジャーナリズムの世界は、大きく変わっていくでしょうね。