私は元々トレーダーでした。日本語で云うところのディーラーの方が当たっていますが、要は安く買って高く売るか、高く売って安く買うことを仕事としていました。トレーダーには株式のトレーダーもいますし、債券トレーダー、為替のトレーダー、金利のトレーダー、そしてデリバティブと云われるそれぞれの金融商品の派生商品(オプションなど)のトレーダーもいますし、裁定取引をするトレーダーもいます。
今朝、久し振りに四半世紀前の同僚に会いました。彼はリサーチ(金融工学の理論を追究したり実際のビジネスに転用したり、プログラムを書いたりする仕事)をしていたのですが、今は自らのルーツであるイスラエルに帰って、為替のオプションを供給する会社を創業して経営しており、オプションのトレーディングもしています。その彼とトレーダーにまつわるジョークを久し振りに交わしました。
私からのジョーク:What is the difference between a bond and a bondtrader? A bond matures. A trader doesn't.(債券と債券トレーダーの違いはなーんだ?債券は満期を迎える(mature)が、債券トレーダーはいつまでも分別(mature)を持たない。) それに対して彼からのジョーク:An optiontrader never dies. Only expires worthless. (オプショントレーダーは決して死なない。価値が無くなるだけだ。) は、は、は。
いずれにしろトレーダーとは性懲りのない連中なのです。でも私はそんなトレーダーの心持ちが好きです。今は仕事柄、自分ではトレーディングが出来ない(もしくはしない)のですが、いつかまたトレーディングに没頭したいと思うことがあります。トレーディング万歳!