昨日テレビ番組に出演し、雅楽の東儀秀樹さんの演奏を間近に聞くことが出来ました。天と地と空を表すという「笙(しょう)」「篳篥(ひちりき)」「龍笛(りゅうてき)」の音も、すぐ隣に座って聞かせていただきました。ホァット・アン・エクスペリアンス!
笙の音色は「天から差し込む光」を表し、篳篥の音色は「人の声」つまり「地上の音」を表し、龍笛は天と地の間を行き交う「龍の鳴き声」を表しているとされるそうです。なるほど。実際、まさにそのように感じました。説明の通りに感じるというのは、私にとっては案外珍しいことで、とても感動しました。
宇宙と人を繋ぐ行為。ピラミッドやナスカの地上絵もそうでしょうか。世界遺産での演奏もやられているとのことで、まさに神官というか、宇宙との交信をする道具とそれを使う人に会ったような気がしました。新しい出会いってあるもんですね!雅楽を色々聞いてみたりしようと思った、いい夜でした。