皆様、あけましておめでとうございます。

2012年はあっという間に過ぎてしまった感があります。グローバル・ビジョンを打ち上げたのが社内的には丸2年前、2010年の忘年会。グローバル・ビジョン1年目である2011年はマネックスグループによる米国トレードステーションの買収など、震災などで社会が動揺する中で、私たちはグローバル・ビジョンの縁取りを必死になって描いた年でした。

そして2012年は描けたと思った縁取りをきれいに描き直し、あやふやな線をくっきりと太くし、これから鮮やかなビジョンを展開するための下絵を描き続けたような年でした。私は何かに必死に取り組んでいる時に、周りのことが一切目に入らない、気にならなくなる癖があります。かつて債券や金利デリバティブのトレーディングをがむしゃらにやっている時は、バブルがはじけ株価が暴落していく過程をほとんど認識せずに数年が経ちました。2012年は、マネックスグループの株価が底値から大納会に向けてほぼ2倍になったことも、ほとんど知らずにグローバル・ビジョンの実行に取り組んでいました。

2013年は、世界も、日本社会も、当社も、グローバル・ビジョンも、大きく大きく前進する年だと信じています。1年後、また何も覚えていなかったほどまでに、死にもの狂いで前進したい。2013年は、私にとってそういう年になると思います。そうします。個人投資家の皆さんにとってのマーケットは当面いいでしょう。来週月曜日のつぶやきは、2013年のマーケット展望を書きたいと思います。