なんか忙しくしていたら、もう今年度も残すところ一週間になってしまいました。
例年ならば今頃はとっくのとうに春の花見大会のスケジュールが決まっているのですが、今年は未だ決まっていません。理由のひとつは去年は東京都は花見自粛になったため、一年あいだが開いてしまったので、なめらかなアクションが取れなかった可能性があります。式年遷宮のような日本人の知恵の偉大さに驚かされます。また継続するモメンタムというものが経済活動に与える影響の大きさにも驚きます。昭和天皇が体調を崩されて自粛モードとなったクリスマス、正月のあとに、一気にバブル的乗りがしぼんでいったことを今でも私は思い出します。一度止まると中々動けません。花見計画を忘れてしまったもうひとつの理由は、やはりこの気候でしょう。蕾が目を覚まさないように、私の花見欲望も目を覚まさなかったのです。しかしそろそろ考えないといけない。今年は優に入学式を越えそうです。
しかしここで問題が。場所取りから買い出しまで全てを自前でやらなければいけない通常の公園での花見は、ロジスティック管理が大変です。バイトを動かしての早くからの場所取りも手が掛かりますが、飲食物の調達、特に途中でなくなってしまった場合の再調達が難儀です。余らしてもこれが厄介。そこでコストは上がりますが、相応の利点もあると思われる"屋台のいる場所での花見"に流れがちです。しかしこの屋台のいる期間が、予めスケジュール化されているのです。靖国神社のさくらまつりも4月8日までのようです。テキ屋さんは警察から期間限定の許可を得て営業しているので、期間が終われば次の営業地域へ北上していってしまいます。今年も花見族にとってもテキ屋さんにとっても厳しい春になりそうです。しかしもう少し柔軟に運用できないもんですかね。気候に応じて適宜ずらせばいいと思うのですが、交通規制とか、そんなに大変なんですか?