ダボスにいます。相変わらず時間がメチャクチャですが、所々細切れで睡眠を取ってなんとか凌いでいます。今日は日中いくつものセッションや、ランチョン/ディナー・セッションなどにも出ましたが、これらのセッションに共通することは、客観的に分析すると、変な話ですが、参加している日本人が私一人だったと云うことです。
今回のダボス会議にはかなりの人が日本から来ているので、絶対的な密度の低さと云うよりも、私が他の方々と全く違う趣味でセッションを選んでいると云うことなのでしょう。それがいいことか悪いことかは知りません。私は昔から少数派なのです。
金融・経済のセッションから、ネットワーク系、脳科学のような科学系まで、テーマの範囲はかなり広いのですが、私には科学系が一番刺激になります。金融は良く知っているので新しい刺激が少ないのと、そもそもイノベーションが滞っている感じがします。しかし会議はまだ始まったばかりです。先入観を持たないで臨んでいきたいと思います。