違う意見・見方は、それを受け入れるかはまた別として、しっかり聞くことには大きな意義があります。自らの考え方を推敲するのに、違う意見ほど役立つものはありません。今日はかつてのボス、NYの親友と久し振りにワインを飲みながら色々と話しました。

日本の大きな問題はデフレだと考える私。1999年から2007年までの労働人口当たりGDP変化は日米あまり変わらないから日本だけの問題ではないと変な反論をする知人。色々と考えさせられながらも、ところでそれって為替はどうなってるの?と聞く私。自国通貨建て。では日本の方がドル建てで比べると伸びてるってこと?そう聞くと、うーん、グッドポイントと考えを巡らす彼。

大学では地球物理学を専攻したその知人に、ニュートリノについて聞くと、何やら(ちょっと私も聞いたことのある)専門的な説明を始めたのですが、素人の考えで或る仮説を云うと、暫く考えてから、それは面白い直感だと云う彼。実はこんなやり取りをしながら、二つに一つは知人の指摘に唸ってしまう私。そんな不思議な中年のやり取りを楽しんだのでした。

Different perspective, different knowledge. はとても重要です。今回の出張ではまだまだ色々な見方に触れられることでしょう。勉強しようっと!