計画経済というと、それは社会主義国の話です。資本主義の中枢であるマーケットは、その予想不能性が重要な性質のひとつであり、それが即ち効率的な資本・マネーの再配分を促します。なべて計画とマーケット、更に云うなら計画と資本主義は、その基本的な性質は全く正反対側にあるとも思えます。

翻って見るに、今の某国の状況はどうでしょう?停電の前に"計画"という言葉を使ったセンスからして、或いは直近の行動から見て、あまりにも資本主義の反対側を歩いていないでしょうか?資本主義経済、マーケットは、色々な欠点やコストはあるものの、それでも尚、もっとも効率的でコストの低い仕組みであると、我々人類は見つけてきたのではないでしょうか。真反対に行ってくれとは云いませんが、もう少し現代に於ける全体を見て欲しいなと思う次第です。

さて、私はこれから金沢へ飛びます。今年度の全国縦断投資セミナーの第一弾です。昔から経済の強い加賀の国。しっかりと堪能したいと思います!