一ヶ月ほど前に、「要請」なる題名のつぶやきを書きましたが、私にはこの要請なるものが引き続き気に掛かっています。政府は様々なことについて要請を出していますが、この要請の法的性格が不透明で、しかし事実上の力は強大であると思われ、ずるいと云うか、恐いと云うか、すくなくとも「政府」なる正当な、真っ当な権力が行使すべき類のものではないように思われ、とても心配です。民主主義や法治国家の根底を覆すと云うほど大袈裟なものではありませんが、ザワザワとした不安を感じます。そしてこの不安を大切にしたいと思います。いずれこの不安に鈍感になり、この国が良くない方向に流れていくことを我々が止められない、ということにならないように気を付けなければいけないと思っています。政府のしていることも、私の不安も、杞憂であればいいのですが。一部には私と同じ心配をしているような解説も見受けますが、大本営発表的な内容をそのまま伝えているメディアも多いことにも、私は残念な気持ちを抑えることが出来ません。色々な意味で、日本は今が正念場だと思います。正念場は色々なところにあります。私にとっても今年は正念場です。頑張っていきたいと思います。