八戸に来ました。昨日までは東京には居ましたが、毎晩(或いは一日中)アメリカと長い時間やり取りをし、時間的にも場所的にもアメリカに居るような感じが強かったのですが、今日は本州で一番アメリカに近い町(大型港町としては)、八戸に来ました。但し、地図を見ると確かに八戸は本州の中ではアメリカに近いのですが、「アメリカに一番近い町」という表現は合わない雰囲気です。

震災以来初めて来た八戸。町並みや中心地の人の活動を見ると、以前と変わったように見えません。いやむしろ前よりも活気があるようにさえ見えます。市役所の方々や大切な我が社八戸の社員と会うと、皆しっかりと前を見ています。誇らしい人の営みを感じます。東京の方が却って元気がないような、そんな印象を持ちました。しかし表面だけでは分からないこともあるでしょう。

今宵は飲み屋のお姉さんとも話して、何が変わらなくて何が変わったのかを、もっと感じようと思います。普遍なものと変化するものは、一人一人の中にも土地にもきっとあるでしょう。