一部報道によると都立調布南高校は、新学期から「勉強部」なるものを発足させるそうです。最初は同好会で、生徒会の承認を得て部に昇格させる予定とか。校舎を使い、外部から講師も招き、放課後に勉強部活動をする。これはいいアイデアなのか混乱なのか、すぐには云い切れない微妙な話です。
しかしネタとしては美味しい!謂わば公立の塾のようなものですが、講師の費用は誰が払うのでしょう?学校?部員?塾にとって頭の痛い費用項目は不動産費(賃貸料)の筈ですから、学校の校舎を使えるのは魅力です。授業中は真面目に聞かない生徒も、放課後の勉強部では真面目に取り組むかも知れません。生徒に評価されてもされなくても、あまり変化のない先生の待遇(?)を考えると、勉強部で上手に教えて人気が出たり評価されると、それはインセンティブとなり、放課後の方が気合いが入るかも知れません。
これは一石三鳥かも知れない。しかしそうなると日中も勉強、放課後も勉強になってしまいます。では日中はクラブ活動に変わっていくのか?この試みの行方には、大いなる興味を持っていきたいと思います。やっぱり日本ってある意味で進んでるんですかね!
(実際の先生方は色々と多大な御苦労をされているのだと思います。この試みも、その延長線上にある、極めて真面目で前向きな考えなのだと思います。お話として少々可笑しく書きましたが、失礼があった場合は、何卒御容赦下さい。)