連休は皆さん如何過ごされたでしょうか?私は先週本当に忙しくて、金曜日の晩が終わった時点では本当にヘロヘロでした。会社はオリックス証券との統合に向けたリハーサルで連休中も多くの社員が働いていたのですが、私はとにかく休養を取ろうと、「寝ることが仕事である」と考えて、生気を取り戻そうとしました。しかしこれが中々簡単には戻ってこないのです。寝ようが、栄養をとろうが、マッサージをしてもらおうが、何をしても伸びきったゴムのようになっていました。

ところが連休の最後の夕方に、ひょんなきっかけで、高校生、いや中学生の頃に読んで心に妙に残った小説を、本当に何年ぶりか思い出せないのですが、久し振りに読んだのです。短編なので、あっという間に読めました。それから何かがカラダの中で動き始めました。忘れていた何かが目覚めたような。それは最初は単なる懐かしさだったのですが、時間が経つと共に深くカラダに染み込んでいき、最初は疲れを増し、しかし次第に違う動きをしてきたようです。自らの若い細胞を移植したかのような。

取り敢えず今朝起きると疲れはすっ飛んでいました。自分の中で何が起きているのか、まだ良く分かりません。しかし本を通して昔の自分に会うことは、大切で洒落たことだなと思ったのでした。今度また会いに行こうっと!