一人一票実現国民会議なるものがあります(PCサイト→ http://www.ippyo.org/index.html
携帯サイト→ http://www.ippyo.org/mobile/ )。
国政選挙に於ける一票の重さが人によって(地域によって)違うことは小学生の頃に教わります。民主主義とか憲法とかを習って、そのすぐ後に「実は一票の重さは違うのだよ」と教わるので、「なんで?どうして直さないの?」とほぼ当然に思った記憶がありますが、それも遠い過去、最近ではあまり意識してませんでした。

「人間は慣れる動物である」とは確かニーチェの言葉だったと思いますが、まさにその通りです。
一人一票実現国民会議は、この民主主義の原点を、極普通に思い出させてくれて、どうしたらそれを直していけるか、8月30日に有権者なら誰でも取れるアクションを提案しています。自分が属する選挙区に於ける、自分の一票の価値も簡単に計算してくれます。
私の場合、衆議院議員選挙では0.53票、参議院議員選挙では0.23票でした(高知3区の選挙権を一票とした場合の選挙権の価値の重み)。ちょっと差が大きすぎますね。

政権の選択も重要ですが、中長期的に考えると、選挙制度を適正化していくことは極めて重要なことです。そろそろ真剣に自分たちの国の民主政治の在り方を考える時期に来ているのではないでしょうか。