世間では衆議院議員総選挙に向けて、色々と政策が発表されているようですが、私にはその差があまり見えてきません。

消費税に関するスタンスは違うのかも知れませんが、今に至っては消費税のアップなしで財政再建が出来ると本気で思っている人など、政治家にも有権者にもいない(少ない)でしょうから、結局は見え方・聞こえ方の違いのようにも思えます。

視聴率を気にしてテレビのコンテンツがバラエティだらけになっていったように、とにかく得票することを優先に考えているようで、あらゆる層に(正確には有効投票数が多い層に加重した形で)アピールする政策を作ろうとしており、それは全部やりますと書いてあるビジネスプランのようで、悪い点もないけどいい点もない気がします。要はメリハリがないのです。それよりもきちんとした対立軸を作って、選択肢を国民に提供して欲しいと思います。

以前にも書いた若者・次世代の利益を代弁する若者党アイデアに限らず、資本主義党とか、いっそのこと市場原理主義党とか、そんなものでも出来た方がスッキリします。政権交代がスローガンの党vs.政権維持が至上課題の党。なんかどこかがおかしいと思うのは私だけでしょうか。