東大地震研究所のチームが、「火山版レントゲン写真」を撮るのに成功したそうです。これは超新星の爆発などで生じる宇宙線「ミュー粒子」を利用して、火山の内部を透視するものだそうです。

研究チームは「ミューオグラフィー」と名付けたそうですが、この宇宙線が数キロの岩石でも通過する特性を利用して、サーモグラフィーのような画像で火山内部を表現するもの。実際の画像を見ると、マグマの状態などが明らかに見えて、ビックリです。

私は素人なので良く分かりませんが、ニュートリノなんかと同じような宇宙線なのでしょうか。今の時代、どんなものでも透視できてしまうんですね。しかし形のないものは透視することが出来ません。

私の知人の御子息が高校生の時に、「レントゲン俺の心が映せるか」と云う五七五を詠んだそうなのですが、なんともあっぱれです。形がないと云うよりも、小宇宙のように大き過ぎるのかも知れませんネ。