今日は久し振りに、ちょっと政治に関する疑問を。
昨今、政治献金の返上の報道をよく聞きます。もらうべきでない所から献金をもらっていたことが発覚した場合に、その献金をもらった所に返上すると云う、アレです。
そのアレですが、アレで本当にいいのでしょうか?と云う疑問にぶつかってしまいました。仮に100ヶ所から献金を受けていたとします。そのうち1ヶ所がもらうべき所ではなかった。そこでその1を返す。う~ん。100のうち1が問題であったと云うことは、2とか3とか、場合によっては10とか問題と云う可能性はないのでしょうか?
問題の件数に対する発覚率が100%であれば、発覚した問題献金を返せばいいことになります。発覚率が仮に50%だとすると、発覚した問題献金を返すと共に、同額を国庫にでも納入して頂いて、ちょうどブレーク・イーブンになります。
まぁしかし、これは性悪説に立った考え方ですね。国会議員の方々の話ですから、当然悪い方はいないと云うことで、性善説に立ち、偶々、ごく稀に起きた場合も、もちろんそこには悪意はなく、しかも例えひとつ問題があっても、その他には一切問題がないのは明らかなので、発覚した問題の献金だけを返上すれば、それでいいのですよね。いやいや、最近忙しいせいか、うっかり間違った方向に頭が動きかけてしまいました。失礼しました。これで心の平静を取り戻しました。悪しからず。