今日はマネックスグループ(株)CEOの松本として書かせて頂きます。
マーケットが溶けるように崩れています。上から砂を落とし続けて出来る砂山は、尖って高く立っていくと、どこかで必ず崩れます。「均衡に達した物は崩れる」とも説明出来ますが、これがバブルが崩れるメカニズムです。しかし今のマーケットの崩れ方は、均衡点から一旦崩れた砂山を、更に巨人が足で踏みつけているような、そんな崩れ方に見えます。巨人の正体は、一人一人の小さな不安の集合体でしょう。

当社の株価も大きく下げています。上場株式の株価はマーケットが決めるものであり、如何ともし難い面がありますが、もちろんその結果には責任があります。
一人一人の株主の方の不安を取り除くように、会社の今の状態を分かりやすく詳しく説明することが出来ているか。今の状態だけでなく、将来に向けてのヴィジョンがきちんと説明できているか。結果としてのきちんとした業績を積み上げていくことがもちろん最重要ですが、これらの説明をもっとしていかねばならないと思います。
簡単に書き切れることではないので、今後は折に触れてマネックスグループ(株)のCEOとしての立場でも、この場を利用してきちんと説明していきたいと思います。

私たちは新しい時代の金融サービスを造ろうという理念の下に、日々邁進しています。もっともっと私たちを知ってもらえるように、努力して参ります。