今日は敢えてマーケットの話題から離れて書きましょう。

5/8(八分の五)と云っても、ポテトチップスのことではありません。以前にもつぶやきで書いたことがありますが(2000年11月20日<タイム・トリップ>)、むかし生まれ育った町に久し振りに行くと、全てが小さく見える現象のことです。
そんな経験、皆さんもありませんか?初めて気が付いたのは8年前のことです。全てが同じなのにサイズだけ小さく見える。恐らくメカニズムとしては、幼稚園生の頃に見上げていた建物や林や坂や遠くまで続く道が、毎日見ながら自分が徐々に大きくなっていく中で、大きくなった自分との対比・視線での映像にリセットすることが出来ず、脳内イメージはずっと自分が小さい頃の「大きな建物」のままで、それが10年以上ブランクを空けて再び見ると、流石に今の視線での映像が脳に入ってくる。そしてそれが、記憶のイメージと比較すると、ずっと小さく見えるのでしょう。一種の錯覚ですね。

先週末に、久し振りに生まれ故郷に寄り、この現象をまた体験しました。とても面白く、また体験したくなります。しかしあまりしょっちゅう行くと、記憶のイメージファイルが新しいイメージと入れ替わってしまうでしょうから、たま~に行くのがいいかも知れません。

ところで西田敏行さんが宣伝していたあの5/8チップ、今はもうないのでしょうか。