この数ヶ月間、長いトンネルの中に入っているようです。経済や、マーケットや、色々なことが。来る日も来る日も、何かが起こる。嬉しいことならいいのですが、どちらかと云うと逆です。困ったもんです。こんな時には、以前にも紹介したことがありますが、陸游(南宋の詩人)の詩が読みたくなります。
「山重水複疑無路 柳暗花明又一村」(さんちょうすいふくみちなきをうたがい りゅうあんかめいまたいっそん)
この詩は、とってもビジュアルです。山と川が重なり合う、茂みに覆われた道なき道を進み、不安な気持ちが心に生まれる。すると突然、私のイメージでは赤色系の花が、ポッと咲いているのが見え、その先に村がある。私の拙い作文力では書き切ること出来ませんが、私の頭の中には、勝手に創り上げた、しかし鮮明なビジュアル・イメージがあります。
進み続けたから道は開けた。では進み続ける原動力はなんでしょうか?希望?信念?こんな時こそ、ぶれない心を持つことが、何よりも大切だと思います。