眼鏡を落として、少々困っています。私は中学生になる頃から眼鏡を掛けているので、かなり年季の入った眼鏡ユーザーです。近視&乱視ですが、10年以上前から、ちょっと変わった使い方をしています。それは、コンタクトレンズと眼鏡の併用というものです。どちらかを交互に着けるというのではなく、両方を一緒に着けるのです。さて、一体どう云うことでしょう?
実は、近視用の使い捨てコンタクトレンズと、乱視だけの入った眼鏡を併用しているのです。これは自分で考え出したアイデアです。なぜそうするかと云うと、乱視入りの近視眼鏡は、かなり厚くなってしまいます。それは重いし、格好悪い。しかも歪みがきつくて頭が痛くなりがちになります。近視と乱視に分けると、乱視だけの眼鏡はとてもとても薄くでき、しかも歪みも全く感じないのです。近視用のコンタクトレンズは、世界中何処でも簡単に調達できる極一般のものです。乱視眼鏡がなくても、細かい文章の読み書きや運転以外の日常生活は、何ら支障なく行えます。こうしておくと、いざと云う時(忘れたとか、なくしたとか)にも安心です。
ひとつ面白いのは、乱視入り近視眼鏡を作る時の乱視角度と、近視コンタクトと併用で使う場合の乱視眼鏡の乱視角度は違うことです。これは眼鏡屋さんも最初は飲み込めないのですが、実際にそうです。眼鏡も目もレンズですから、理科の問題として解けそうですが、今回はやめておきます。
最近ではコンタクトの調達は簡単で、乱視眼鏡は一々作らなければならないので、この眼鏡を落としたのは、ちょっと不便です。落とし穴は、妙なところにあるもんですね。