かつてのボス、MDに久し振りに会いました。MDはもう68歳になりますが、その佇まいはかつてと変わらず威風堂々として、その気持ちは相も変わらず優しい心遣いに溢れており、心の底から本当に素晴らしい人だと感じ入ってしまいます。
単に優しいのではなく、男らしい厳しさがあり、価値観がクリアで、同時にとても温かく、しかしその温かさは甘ったるいものではなく、芯の通った、尊敬できる隊長のような、そんな類の人間味に溢れています。その内容は、中々文章で書ききることは出来ません。MDはアイリッシュであり、彼の義理人情の特性は、少なくとも私が知っているアイリッシュに共通するものがあります。 MDの素晴らしさに感動する時、私はどうそれに応えるべきかを考えてしまいます。答えは明らかで、自分が今度はMDのような振る舞いをすることなのだと思います。気持ちはあっても、実行することは容易ではありません。しかし未だ未だ時間はある。最良のボスであった、そして今も変わらず心のボスであるMDに敬意を表して、自分がすべきことを考えていきたいと思います。