人類の祖先はナメクジウオである。脊椎動物の祖先は従来ホヤ類であると考えられてきたが、実はナメクジウオ類であり、ホヤはナメクジウオが脊椎動物に進化する過程での傍流であるとのこと。ふ~ん。ナメクジウオとは、日本の近海など世界各地の海にいる、3~5センチ程度の、単純な魚のような生き物だそうです。あっ、そぉ~。これはなんとも、私としては反応の仕方が分からない発見です。

「生命の起源」と云うものがある筈で、いきなりナメクジウオが発生したとは思えませんから、ナメクジウオにも祖先がある筈で、う~ん。もう何億年も前の話です。今迄その様に進化してきたと云うことは、これからも進化していく筈で、私たちはその過程の一場面にあるだけです。

しかし私たちのモノサシで見るには、進化の過程はあまりにも、あまりにも、長い過程なので、その変化に気付かないのでしょう。いや、正確には、長い時期のどこかで突然変異が起きて進化していく筈で、私たちのモノサシでは、その突然変異に居合わせることがないと云うことでしょう。

いずれにしろ私たちは、大きな意味での変化の一場面にいるに過ぎないが、変化に気付かない訳です。会社然り、自分然り。ナメクジウオの写真でもPCの壁紙に貼って、「変化」を意識するように心掛けようかと思います。