今朝、皇居外苑の横を通ると、芝の緑がとても綺麗で、太陽の光の中で柔らかく光っていました。

皇居外苑は、大体6月の頭の頃に雑草を刈ります。その直後の外苑は、一年の中で最も素敵だと思います。芝や草はまだ若く、緑と云うより黄緑に近い色で、そのまま食べることも出来るような柔らかさを表しています。
この頃は雨も多いので、雨の上がったあとなどは特に、葉が瑞々しく見えます。そして夏至が近いので、大気の中を一番短く突っ切って地表にまで届くのか、太陽の光もとても透明に見えます。この時期の雨上がりの晴れた朝、皇居外苑が最も綺麗に輝く時です。このような時期は長くは続きません。何よりも緑が濃くなってしまい、若さ柔らかさを失います。

こんな時期の外苑の芝の上で、一日でいいからぐっすりと寝てみたいと思います。今やらないとまた一年チャンスが来ない!一番気持ちの良さそうなのは、日中ではなく朝方です。さて、どうやって決行しようかなと。今年も空想で終わるでしょうか。