言葉を失うほどの、とんでもない惨事が起きました。秋葉原での事件です。この事件自体については、敢えて触れることを控え、その周辺にある事柄について、いくつか思うことを述べさせて頂きます。

先ずは秋葉原について。秋葉原は、江戸時代から人口密集地で火災の多い地域で、「佐久間町」と云う町名を敢えて「あくま町」などとも呼んでいた地域です。明治2年の大火を機に、秋葉神社から鎮守を分祀して以来、秋葉原と呼ばれるようになりました。昨日の様子を見聞きして、言葉も出ず、身体も動かないのですが、なにはとまれ、お祓いやお祈りをしたいと思います。私は毎朝神棚にお詣りをしますが、今日は特に入念にしました。

次に今日が新聞休刊日であること。こんな日に、全国的に新聞を休刊にして、ジャーナリストとして、或いはジャーナリストを擁する企業として、恥ずかしくないのでしょうか?フセイン確保の時も同様でした。自ら言論の自由を放棄する我が国の新聞に、言論の自由について論じる資格があるのか、私は疑問に思います。このままでは、いずれインターネット媒体等に完全に取って代わられるのは明らかだと思います。

最後になりますが、お亡くなりになった方々の御冥福と被害に遭われた方々の一日も早い御回復をお祈りします。