一年、365日、8760時間、約3100万秒。長いような、短いような。本日、当社の親会社であるマネックス・ビーンズ・ホールディングスは、2008年3月期の決算発表を行いました。

その内容は、御興味のある方はホームページで御確認頂きたいのですが、この発表をするために、この一年間のイニシアチブを思い起こしてみました。イニシアチブとは、自らが意志を持って起こしたアクション、取り組みと訳すべきでしょうか。偶々起きたのではなく、私たちの思い、意志によって企画され、私たちの不断の努力によって実現した事柄です。書き出してみると、それは会社説明会資料にも添付されているのですが、「よくもまぁこんなにやってきたものだなぁ」と思うほどに、様々なことにチャレンジして、それなりに結果も出してきました。

しかし、このような形では書き出しにくいイニシアチブも、厖大にあります。書き出しに向くイニシアチブは、巨大の氷山の一角に過ぎません。そしてまた、多くのチャレンジが、取り組みが、結果を出さずに終わっています。しかしそのようなチャレンジがなければ、結果が出る由もありません。

これからの一年も、涯(はて)まで届くような量のチャレンジ、新しい取り組み、以前からの仕事の改善や、厖大な努力が行われ、その極一部が結果に繋がり、更にその極々一部が、周りから注目を得ることになる。そして更には、そう云った毎年々々の積み重ねの末に、ようやく形になるものもある。

人の営みは、本当に賽の河原の石積みのように、きりがないものだと感じます。しかしビジネスの、新しい企業体を創っていく際のいい点、楽しさは、新しい価値創造の仕組みを、形に残していくことが出来ると云う所でしょうか。
来年の決算発表時に、「またよくもこんなにやったなぁ」と、更には「かなり結果も出てきました!」と胸を張れるように、頑張りたいと思います。