免許の更新に行ってきました。案外空いていて、思ったよりも遙かに早く、全行程が終了しました。とにかく効率化が進んでいて、殆どがオートメーション、自分で書かなければいけないのは名前と生年月日ぐらいで、貼る作業もナシ、講習以外は待ち時間も殆どナシ、サクサクと全てが終わりました。これでは試験場の前の代書屋も必要なく、当然ですが廃業していました。

試験場の中も、建物は古いのですが色々な部分が効率化されています。これは今時どこの建物もそうですが、例えば男性トイレも、前に立つと自動的に水が少々流れて準備完了、離れればまた水が少々流れてお終いと。恐らく水の流し方にも工夫がされていて、省電力、小水量で、トイレをきれいに保てるのでしょう。これで人がトイレ掃除する必要も殆どありません。しかしふと思うに、人口が減少する国には確かに相応しい、素晴らしい進歩だと思うのですが、我々はあまりにも効率化、省エネルギー化、価格削減化に優れていて、何かを見失っていないでしょうか?無駄も経済。或いは忘れていけないのは、効率化したら、そのあいた時間・エネルギーで、必ず何か生産的なことをすることです。
もちろん同じ場所でと云うことではありません。かつてアメリカでは、金融業界などの効率化が行われて職を失った人の多くが西海岸に行き、そこでITベンチャーを多く興しました。それはステレオタイプの単純な例ですが、一事が万事、色々な側面で、そう云う展開を我が国はもっと意識すべきなのではないかとふと思ったのでした。

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