私は〆切りが近い時と遠い時とで、全く生産性が違います。このつぶやきも、時間的に本当に追い込まれた時ほどアッと云う間に書くことが出来、逆に時間に余裕があると無駄にネタ探しに時間を浪費することになります。以前にも書いたことがありますが、学生時代も全く同様で、テストは一夜漬け、大学受験も一月漬けとは云いませんが、かなり浅漬けでした。

始まりは小学校1年生の8月31日。あの日泣きながらも、夏休み全部の絵日記を一晩で書き切ってしまったことが、私に悪い癖を植え付けたのでしょう。しかし私の場合、どうして浅漬け体質なのでしょう?試験勉強の場合は、試験の直前に集中して勉強するので、記憶が持続し易く、結果、出力も出易いと云う、浅漬けをする理由がある気がします。或いはそもそもやることが多過ぎて、浅漬け体質でないと日々を乗り切れないと云う事情もあります。

しかしこの「つぶやき」を書くのに、時間的に追い込まれないと中々書けないと云うのは、このどちらの理由とも事情とも関係がありません。不思議です。ひとつ考えられるのは、プレッシャーにあまりにも慣れてしまって、緩慢な環境ではスイッチが入らなくなってしまったのでしょうか?ニーチェが云うように、人間はこんなところでも「慣れて」しまうのでしょうか?いずれにしろこの浅漬け体質はそう簡単には治りそうもないので、無駄な時間的余裕を自分自身に与えないように、気を付けたいと思います。