たまに手みやげを持って出掛けます。一般に贈り物や礼状の類は送らない、無精な無礼者なのですが、たまに手みやげを携えたくなります。これは、手みやげを持っていく相手が決まっている訳でも、特定類型のシチュエーションが決まっている訳でもなく、ただ単に「たまに」持っていくのです。モノは、基本的に和風食べ物です。大抵、最中やあんみつなどの甘味ですが、太巻きの場合もあります。ではどう云った時に、どう云ったモノを持っていくかと云うと、要は自分がそれを食べたくなった時に、それをやおら持っていきたくなるのです。
持っていった先で、てみやげを一緒に食べることもありますし(これはそれを期待した目をしているので、先方が気遣ってそうしてくれるのでしょう)、夜の場合はそもそも自分の分も持っていくことがあります。何とまぁ失礼なことで。。。しかし「自分が好きだ」と云うことほど、偽りのない基準もない気もします。季節に合わせた手軽な手みやげがあると、風流でいいものです。食い意地を抑えて、相手の方に喜ばれるように、無礼を直していきたいと思います。