首都大学東京に来ました。キャンパスに入ると、クローバーの咲き乱れた芝生が広がっていました。思わずジャケットを脱ぎ、大の字になって仰向けに寝ました。私は芝生を見ると、このように寝転ぶのが大好きです。そして寝転ぶと、大体いつも最初にくらくらします。何故でしょう?隣にいた社員に聞くと、「地球が回ってるからじゃないですか」「酔った時だけ寝転ぶからじゃないですか」などと、まともに相手にしてくれません。なんてこった。急に姿勢を変えるので、かつ昼間で目を開けていますから景色も急に変わるので、一瞬のめまいを引き起こすのでしょうか。

因みにこの現象は、随分と小さい時からあったように記憶しています。そしてこのプチくらくらも、私にとっては芝生に寝転ぶ時の楽しみのひとつです。今日もちょっとくらっとしました。そしてそれが、違う世界へのプレリュードになります。芝の匂いのした柔らかい風が顔面を撫で、目の前には奥行き感の掴めない、ただただ青い空が広がっていました。あー気持ちいい。ほんの数分でしたが、とてもリフレッシュされました。土のある地面はいいですね。都心にも寝転べる芝生のある公園はいくつかあります。なるべく時間の隙を見て、寄るようにしたいと思います。