昨日、半年ぶりぐらいに中国語のレッスンを受けました。2年前ほど前から始めたのですが、そもそも頻度はかなりまばらで、それでも忙しさのあまりキャンセルばかりしてしまうので、ここ半年ほどはお休みにしていました。が、5月頃には再開しようと決めていたので、本当に久し振りに、先生と会ってみました。「もう何かも忘れてしまっているだろう」と云う気持ちが、珍しく私を消極的にし、半年ぶりだと云うのに、直前までまたキャンセルしようかと考えてしまいました。

いざレッスンが始まり、先生は復習問題を出しました。しかもかなり速いペースで、難易度を上げていきます。ところが思っていたよりも遙かに多く覚えていて、とても楽しいレッスンになりました。「な〜んだ、まだイケるかも知れない」と思うと、先生も「サスガ!よく覚えていますね」と云ってくれます。益々気持ちが良くなります。こうして久し振りのレッスンは、無事、明るい雰囲気で終わりました。

そして、「うむ、案外才能があるかも知れない。ヨシ、頑張るぞ!」と思いました。さて、一夜明け、引き続き気分は良く、中国語にも前向きに取り組もうと思っているのですが、ここでふと気が付きました。きっと先生は、私に自信をなくさせないために、上手に復習問題を用意してきたのでしょう。難しいようで覚えていやすい言葉。発音しやすい言葉。数式のように簡単に繰り返すことの出来る文法。そう云ったものを予め丁寧に選んで来てくれたのではないでしょうか。なんて優しい。そしてなんとプロフェッショナルなことでしょう。先生ありがとうございます!こうなったらおだてられた豚が木を登るように、上手く先生に乗せられてみようと思います。