旧知の友と話し込みました。丸1日半ほど一緒にいて寝る時間も惜しんで話し続けました。久し振りに会う相手ではなく、普段からビジネスでも色々と一緒に働いている、20年来の友人です。ですから今更話すこともないようにも思われるのですが、それでも延々と話していました。何年も何年も掛けて熟成していくスコッチのように、旧交を更に深めるには、尚厖大な時間が掛かると云うことでしょうか。
しかしこの友情自体は素晴らしいことなのですが、逆にそのような深い友情が、他の声を聞こえなくしていないか、注意する必要があるとも感じています。私も着実に歳を取っています。古くなっていく価値観の中だけで納得し合っていてはいけません。古き友情を大切にしながらも、新しい友情や交流を意識的に増やしていかねばならないと考えています。