先週の金曜日の夕方から日曜日まで、生まれて初めて中国に行ってきました。或るコンフェランスに出席する為に北京に行っただけなのですが、色々と勉強になりました。今後間違いなく大きな経済的成長をするであろうこと。その規模の大きさから、世界経済に与える影響も甚大であろうこと。しかしながら法制度の整備、エンフォースメントの確保など、今後乗り越えていかなければいけない課題も多くあること。しかしもっとも重要な、「市場経済的”こころ”」は、そもそもしっかりと持ち合わせていること。可能性と課題、その大きさと形について、指導層は極めて明晰に把握し、理解していること。地域差や、将来あるべき規模と今の規模の差、などのギャップがとにかく巨大であり、それを埋める作業が、極めて難しくなる、或いは時間が掛かる可能性があること。等々、様々なことについて、あくまでもうわべだけですが、感じることが出来ました。仕事で香港には何十回も行ったことがあるのですが、中国本土は、何度も計画しながらも、何故かいつも当日や前日に急な事情で行けなくなっていました。今回の中国行を機会に、もっとしっかりと、丁寧に、中国について注目していきたいと思います。
追伸:本日当社株の売買代金は228億円で、全取引所の中で第5位でした。UFJHD、みずほ、ソフトバンク、三井住友、そして当社。流動性は株の命です。資本市場を生業とする者として、今日も引き続き感無量でした。