最近気になることが一つあります。皇居外苑の雑草がやたら伸びているのです。いつもなら、お堀の岸壁も、二重橋前辺りの芝生の庭も、車から見る限りでは雑草など一つも見えないほど綺麗に管理されているのですが、最近は30センチぐらいまで伸びた雑草が随分目に入ります。皇居にかかる予算に変更でもあったのでしょうか?皇太子殿下の発言による混乱でそれどころではないのでしょうか?或いは最近はホームレスの人達が多く昼寝しているので、草むしりがしにくくなったのでしょうか?疑問は深まるばかりです。
そこで環境省皇居外苑管理事務所に方針変更でもあったのか聞いてしまいました。答えは、例年となんにも変わってないとのことです。例年通り除草剤を撒いているが、何故か今年は効きが悪いというか雑草の成長が早いとのこと。直に草刈りをするので、そうすれば雑草も見えなくなりますとのことでした。ふ〜ん。幽霊の正体見たり枯れ尾花、ではありませんが、不安の混じった妙な期待はあっさりと裏切られました。しかしどうして今年だけ除草剤の効きが悪いのでしょう?使う薬品を変えたのでしょうか?今年の天候がとりわけ雑草の成長を進めているのでしょうか?密かな興味として、今後も観察したいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。