いつものように、今日も出前でそばを取りました。すると中に入っているゆで卵に、黄身が2つありました。遥か遠い子供の頃の記憶では、自宅で目玉焼きを食べる時に、黄身が2つのものがたまにあったように思います。しかし最近見た記憶はありません。玉子焼きや煎り玉子では黄身の数は分かりませんから、ゆで卵や目玉焼きでないと発見できませんが、外で食べるもの(売り物)であれば、見えが悪いと感じるお客さんがいるかも知れないので、そういった個体は目に触れにくいのでしょうか。
しかし自宅においても、ダブル目玉・玉子は、あまりお目にかかれない気がします。調べたところ、これはダブル目玉は通常の玉子よりもやはり殻が大きくなってしまうので、最近の良く整理整頓された規格サイズには当て嵌まらなくなってしまい、通常の流通ルートに乗らずに、ケーキ工場などに回ってしまうそうです。また、あれは一卵性双生児ではなくて、二卵性双生児だそうです。ニワトリは体の中で先ず黄身の部分が成長し、それが白身と殻が成長する部分に降りてきて、あの卵が完成するそうで、ダブル目玉は、黄身が2つ降りてきてしまい、それを1つの白身と殻の中に閉じ込めてしまったので、あの様になるそうです。
卵で生むか、赤ちゃんで生むかで、双子の出現の仕方も違うとは、思いもよりませんでした。尤もニワトリ以外の卵の生成プロセスも、ニワトリと同じか否かは知りません。まぁどうでもいいことではありますが、小さな発見というか学習をした出来事でした。