いつものように、今日も出前でそばを取りました。すると中に入っているゆで卵に、黄身が2つありました。遥か遠い子供の頃の記憶では、自宅で目玉焼きを食べる時に、黄身が2つのものがたまにあったように思います。しかし最近見た記憶はありません。玉子焼きや煎り玉子では黄身の数は分かりませんから、ゆで卵や目玉焼きでないと発見できませんが、外で食べるもの(売り物)であれば、見えが悪いと感じるお客さんがいるかも知れないので、そういった個体は目に触れにくいのでしょうか。
しかし自宅においても、ダブル目玉・玉子は、あまりお目にかかれない気がします。調べたところ、これはダブル目玉は通常の玉子よりもやはり殻が大きくなってしまうので、最近の良く整理整頓された規格サイズには当て嵌まらなくなってしまい、通常の流通ルートに乗らずに、ケーキ工場などに回ってしまうそうです。また、あれは一卵性双生児ではなくて、二卵性双生児だそうです。ニワトリは体の中で先ず黄身の部分が成長し、それが白身と殻が成長する部分に降りてきて、あの卵が完成するそうで、ダブル目玉は、黄身が2つ降りてきてしまい、それを1つの白身と殻の中に閉じ込めてしまったので、あの様になるそうです。
卵で生むか、赤ちゃんで生むかで、双子の出現の仕方も違うとは、思いもよりませんでした。尤もニワトリ以外の卵の生成プロセスも、ニワトリと同じか否かは知りません。まぁどうでもいいことではありますが、小さな発見というか学習をした出来事でした。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。