中学・高校の大先輩に会いました。25年も目上の方なのですが、電機メーカーの会長をする傍ら、最近母校の理事長になられました。
学校の理事長というと、どこか名誉職のような感じがしていたのですが、お話を伺っていて認識を改めました。6年一貫教育の学校なのですが、教職員数170名、生徒2100名、当然その倍ほどの親が居ます。これら全員の人間の管理は、ただごとではないでしょう。当然校舎もそれなりの規模になりますから、そのメンテナンス、増改築などのプランも大変でしょう。何か事故があった場合の対応なども気が遠くなりそうですし、そもそも財政面の管理も馬鹿にならない規模と難しさがあると思われます。マネジメントの対象として、その規模に於いても複雑さに於いても、かなりの大企業や大工場と十分比較出来るものではないでしょうか。どんな企業にもマネジメントがあって初めて業績がある訳ですから、学校の文化やクオリティーも、やはりマネジメントに依っている部分も大きいのではないかと初めて気が付き、大変勉強になりました。