米国のトランプ大統領は1日(日本時間2日)、イラン攻撃に関する米国民向けの演説を行い、今後2-3週間にわたって激しい攻撃が行われる可能性を示しました。紛争終結を見通せない状況が継続しており、金融市場は不安定な展開となっています。
ただ、こうしたなかでも、株価が底堅く推移するなど投資家から前向きに評価されている銘柄も存在します。そこで、今回は株価が上昇トレンドを維持しているとみられる銘柄を以下の条件に基づきピックアップしました。

<抽出条件>
・S&P500種株価指数に含まれる銘柄
・直近の株価が25日、75日、200日移動平均線の上に位置
・移動平均線の並びが上から25日、75日、200日の順で位置
・25日移動平均線が5日前と比較して上昇
・25日、75日、200日移動平均線が20日前と比較して上昇
・時価総額順で15銘柄を抽出

リストを確認すると、発電設備や送電、変電、蓄電に関連する製品・サービスを提供するGEベルノバ[GEV]が基準を満たしました。米国を中心とする電力需要の増加や安定的な電源へのニーズを背景としたガスタービン機器への旺盛な需要などにより、同社の業績は拡大傾向となっています。

また、テクノロジーインフラ関連銘柄の一部も基準を満たしており、一例として、データセンターなどにデジタルインフラ機器を提供するバーティブ・ホールディングス[VRT]があげられます。同社は無停電電源装置や冷却システム、ラックなどを手掛けており、人工知能(AI)の普及・進化に伴うデータセンター需要の増加による恩恵を享受しています。その他では、光伝送技術に特化した通信機器プロバイダーであるシエナ[CIEN]もリスト入りしています。

このように、金融市場が不安定な展開となるなかでも株価が上昇トレンドを維持しているとみられる銘柄もありますので、銘柄選びの参考にしていただければと思います。

【米国株】株価が上昇トレンドを維持しているとみられる銘柄例はこちらからチェック