立春を迎え、今日明日は3月並みの暖かさですが、週末はまた厳しい寒さが戻るようです。まさに三寒四温。インフルエンザも流行っており、体調管理には気を付けなければなりません。入学試験の季節でもあり、さらに選挙も重なって、社会全体がどこか張りつめた空気に包まれているように感じます。

私は中学受験はせず、地元の公立中学校に進学しました。小さいころから比較的自立した子どもで、誰かに言われるとやらない一方、自分で立てた目標はきちんとこなすタイプでした。定期試験の2週間前になると、2週間分の学習計画を時間単位で立て、お手製のカレンダーに書き込み、決めた通りに粛々と勉強する。なかなか変わった中学生でした。試験前以外はバスケットボールにも打ち込み、当時は勉強も運動も順調な時期でした。

しかし高校に進学すると、周囲は優秀な生徒ばかり。上位を競うどころか平均点を巡る戦いとなり、いつの間にか勉強の楽しさを失い、机に向かうことをしなくなったのです。人は「上位」にいると、それを維持すること自体が力になる。得意なことを見つけ、伸ばせる場所に身を置くことの大切さを、今でも実感します。

受験の過程も、決して順風満帆ではありませんでした。人生初の入学試験は私立高校でしたが、上位コースは不合格で、同じ高校の普通コースの合格通知を受け取りました。その後に控えていた第一志望の高校の受験は、かなり緊張したことを覚えています。大学受験では、現役時代に国立大学のみを受験し、前期・後期ともに不合格。浪人後も、私立大学で一つ不合格を受け取ってからの国立大学受験でした。節目ごとに「思うようにいかない結果」を一度は経験してきたことになります。

振り返れば、私は昔から、しっかり準備をしないと力を発揮できない人間です。仕事でも即興でうまくいった記憶はあまりなく、努力せずに何とかなるタイプではない。その自覚は今も変わっていません。

受験も人生も、一直線の成功談ばかりではありません。不本意や想定外が混じるのが普通です。その場では落ち込みますが、時間が経てば「そんなもんだったな」と思える。人生も社会も、案外そうやって進んでいくものなのかもしれません。どんなときも、夢や目標を持てていることが、何より大切なのだと思います。