【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 48,977.18  △594.79 (1/5)
NASDAQ: 23,395.82  △160.19 (1/5)

1.概況

米国市場は主要3指数が揃って上昇となりました。米国がベネズエラのマドゥロ大統領を拘束するなど、地政学リスクが意識されるもその影響は限定的で、5日の米国市場は石油関連や景気敏感株への買いが市場を支えました。

ダウ平均は続伸して取引を開始すると、序盤から上げ幅を拡大する展開となりました。主だった売りもなく堅調な推移となるなかで、中ごろには当日の高値である827ドル高の49,209ドルをつけました。その後は伸び悩み最終的に594ドル高の48,977ドルで最高値を更新し取引を終えました。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は160ポイント高の23,395ポイントで6営業日に反発となりました。S&P500株価指数は43ポイント高の6,902ポイントで続伸となりました。

2.経済指標等

12月のISM製造業景気指数は市場予想(48.4)を下回る47.9となりました。

3.業種別動向

S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち7業種が上昇しました。エネルギーが2.7%高となり、また金融が2.2%高となりました。一般消費財・サービスや素材、資本財・サービスも1%台の上昇となりました。一方で4業種が売られ、公益事業が1.2%安となりました。

4.個別銘柄動向

ダウ平均構成銘柄は30銘柄中18銘柄が上昇しました。シェブロン[CVX]が5.1%高で構成銘柄中の上昇率トップとなりました。米トランプ大統領はベネズエラの石油インフラを修復する考えを示しており、同国に権益を持つシェブロンに買いが入りました。ゴールドマン・サックス[GS]が3.7%高、キャタピラー[CAT]が3.0%高、アマゾン・ドットコム[AMZN]が2.9%高となりました。一方で12銘柄が売られ、アムジェン[AMGN]が2.1%安、コカ・コーラ[KO]が1.7%安、ジョンソン・エンド・ジョンソン[JNJ]が1.5%安となりました。

ダウ平均構成銘柄以外では、テスラ[TSLA]が3.1%高で8営業日ぶりに反発したほか、メタ・プラットフォームズ[META]が1.3%高、コインベース・グローバル[COIN]が7.8%高となりました。一方でイーライ・リリー[LLY]が3.6%安となりました。

5.為替・金利等

長期金利は、前日比0.03%低い4.16%となりました。19日朝のドル円は156円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

米国市場は主要3指数が揃って上昇し、中でもダウ平均は最高値更新となりました。これを受けて、日経平均は買いが優勢でのスタートが見込まれます。日経平均は最高値更新も視野に入り、高値圏での利益確定をこなしながら上値を追えるかがポイントとなるでしょう。国内の材料は限定的でありながらも、米ラスベガスでテクノロジー見本市「CES」が開幕するにあたり、ハイテク株を中心に物色がみられる展開が予想されます。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)