先日、Nyx Foundationを訪問してきました。
Nyx Foundationは、イーサリアムのブロックチェーンに特化した研究開発を行うエンジニア集団です。量子耐性への移行や分散型取引所の効率化など、技術的な難題に真正面から向き合い、論文を執筆したりコードを書いたりしています。20~30代の理系の大学院出身者たちが、寄付金を基にしたシェアハウスで共同生活を送っています。
彼らのモチベーションは、一般的なスタートアップのような「社会にインパクトを与えたい」「お金持ちになりたい」というものとは異なります。彼らが目指しているのは、「自分の人生が人類の叡智の一部になったら嬉しい」「自分の研究成果がトップティアの学会に採択されたりジャーナルに掲載されたら嬉しい」という、より純粋で学術的な価値観です。
多くの人が目を向けないひとつの真実として、インターネットやオンチェーンの世界は、彼らのような地道な貢献によって成り立っています。彼らのような人材が目立たない場所で黙々と研究開発に取り組むことで、私たちが日々使っている技術の基盤が支えられているのです。
私は、彼らのような存在が非常に重要だと思います。社会の表舞台には出てこないかもしれませんが、技術の進歩には欠かせない存在です。私にできることで、彼らを支援していけたらと思います。皆さんの身の回りにも、見えないところで支えてくれている人々がいるのではないでしょうか。
