今週は、Korea Blockchain Weekに参加するため、韓国・ソウルに来ています。
Korea Blockchain Weekは、アジア最大級のブロックチェーン・暗号資産カンファレンスの一つで、毎年ソウルで開催されています。世界中から業界関係者、投資家、開発者が集まり、最新の技術動向や規制情報、投資機会について議論する場となっています。
現在の暗号資産業界では、米企業のトレジャリー戦略、ステーブルコインの拡大、アメリカの規制動向が注目の中心となっています。しかし、こうしたトレンドに対してアジア圏の事業者がどのような戦略を描いているのか、現地でしか得られない生の声を聞くことが今回の目的です。
AIの普及により、情報収集は格段に効率的になりました。しかし、本当に価値ある一次情報は、現地での直接対話でしか得ることができません。特に暗号資産のような新興分野では、公開されていない戦略や課題について、面と向かって話すことで初めて見えてくる洞察があります。
今回の韓国出張でも、現地の暗号資産企業の経営者やファンドマネージャーとの対話を通じて、日本では見えない視角を探っていきたいと思います。得られた知見は、次回以降の「みんなのつぶやき」でも詳しく共有いたします。お楽しみに。
- 大塚 雄介
- コインチェック株式会社 執行役員CBDO
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早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイでB2B向けITソリューションの営業・事業戦略・開発設計を担当。レジュプレス株式会社に参画(2017年4月よりコインチェック株式会社に社名変更)。2014年2月に取締役に就任。2018年4月にコインチェック株式会社がマネックスグループ株式会社の子会社となると同時に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。2021年4月執行役員を経て、2023年9月より執行役員web3Cloud事業本部長。組込型の暗号資産購入サービス「Coincheck OnRamp」をはじめとするweb3Cloud事業を管掌。2024年9月より執行役員CBDOに就任。 *CBDO(Chief Business Development Officer):最高事業開発責任者
