週末のニュースによると、特殊相対性理論が間違っているかも知れないという疑義を日本の学者が正式に提起したそうです。何やら難しい話で良く分からなかったのですが、確か100億光年ほど遠い所から地球に届くある宇宙線のエネルギーがとても強く、これは宇宙線の背景反射という現象の中をこれだけの距離を進んで来ると、特殊相対論的には地球に着くまでにエネルギーがもっと弱まる、或いは到達できない筈であるということだったと思います。
昨日は媒体の話を書きましたが、媒体の中である物質や運動がどうなるかとか、媒体との干渉というテーマは奥が深そうですね。そもそも人類という、宇宙の中ではあまりにも小さく、また時間的にも短い存在が、何を計測でき、分析できるのかという疑問もあります。それはあくまでもヒトから見た解釈であって違うものさしではまた違って見えるのではないでしょうか?相対性理論も量子論もちゃんと勉強したことはないのですが、物理というよりも殆ど哲学のようですね。