週末のニュースによると、特殊相対性理論が間違っているかも知れないという疑義を日本の学者が正式に提起したそうです。何やら難しい話で良く分からなかったのですが、確か100億光年ほど遠い所から地球に届くある宇宙線のエネルギーがとても強く、これは宇宙線の背景反射という現象の中をこれだけの距離を進んで来ると、特殊相対論的には地球に着くまでにエネルギーがもっと弱まる、或いは到達できない筈であるということだったと思います。
昨日は媒体の話を書きましたが、媒体の中である物質や運動がどうなるかとか、媒体との干渉というテーマは奥が深そうですね。そもそも人類という、宇宙の中ではあまりにも小さく、また時間的にも短い存在が、何を計測でき、分析できるのかという疑問もあります。それはあくまでもヒトから見た解釈であって違うものさしではまた違って見えるのではないでしょうか?相対性理論も量子論もちゃんと勉強したことはないのですが、物理というよりも殆ど哲学のようですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。