もう今年の流行語大賞、「ふてほど」ですか。確かに「不適切にもほどがある!」は今年話題となったドラマで、普段ドラマを殆ど見ない私も話題に乗り遅れないようにとTVer(ティーバー)で1話見てから最終回まで録画して見たほどで、とても面白かったです。その影響で「それ、不適切じゃない?!」なんてフレーズを今年何度か使ったような気がしますが、「ふてほど」とドラマ名を略して使用することはなかったので、大賞フレーズとしてはピンと来なかった、というのが本音でしょうか。
個人的には「もしトラ」が「ほぼトラ」になり「またトラ」となって、早速SNSでの「トランプ砲」にマーケットが翻弄し始めていることのほうが大きく、これらのフレーズを繰り返し使いました。「日銀追加利上げ観測」「深夜2:00の日経新聞特報(観測記事)」も今年のマーケット関係者の間で良く使われましたが、なによりGWの祝日介入、FOMC後、米CPI後の介入など、個人投資家の間では「神田大明神」の異名でその手腕をふるった神田財務官による「円買い介入」を金融流行語大賞に推したいですね。ああ、8月5日の「令和のブラックマンデー」も捨てがたい。そういえば、今年株式市場では日経平均がバブル時の高値38,915円を超えて42,426円まで駆け上がったのでしたよね。
2024年は印象的な金融イベントが多い1年でした。来年2025年は日本の利上げが市場に及ぼす影響も気がかりですが、トランプ氏が大統領に就任し大鉈を振るう事がわかっています。来年の金融市場ではどんなフレーズが流行するでしょうか。ネガティブワードでないといいですね。