この一週間、また色々なことがありました。自民党総裁選の進捗、アメリカ大統領選の進捗、マーケットの回復、等々。しかし私の中で大きいのは、「夏」が終わり始めたということでしょうか。まだまだ猛暑が続いていますが、朝晩は30度を超えない日もあり、ピークは過ぎたな、と感じます。そしてそれ以上に夏が過ぎていくことを感じさせるのは、週末にあった二つの活動のためです。
先ず土日に、毎年恒例のふんどし合宿をしました。後輩と一緒に海に行き、ふんどし姿でBBQをし、波打ち際で棒倒し(ごっこ)や騎馬戦をして、花火をして、更に飲み明かすものです。翌朝また泳いで、清掃戸締まりをして完了。騎馬戦が普段使わない筋肉を使うのか、翌日は筋肉痛によって心地良いだるさも感じました。もう何年も綿々と続いている活動ですが、海は変わらない、季節も必ず同じように移ろっていく中で、参加メンバーの心もノリもやることも変わらないのですが、それでもやはり、歳は取っていきます。そういったこと全てを再確認するこのふんどし合宿は、定点観測的に季節が進んでいくことを強く感じる行事になっています。
そして日曜日は、合宿後、盆踊りをしに出掛けました。老若男女が、謎の渦に吸い込まれていき、ひたすら何やら踊り続ける。踊り方は決まっているようでもあり、一方とても自由でもある。良く見ると老若男女だけでなく、外人さんもいる。もしかしたら更に違う存在も混じっているかも知れない。渦は、小銀河のようでもある。ぐるぐるぐるぐる、おっとさんもおっかさんもご先祖様も、過去現在未来を飲み込んだ謎の渦。その渦にしばらく自分も入って、夏の区切りになるのでした。ニッポンの夏です。
因みに今年は暑すぎて、蚊の活動も止まってしまい、ニッポンの夏だけどキンチョーさんはあまり要らない夏でした。もう終わっていく最後の夏を楽しみたいと思います。