市場の期待を上回る増益となった2月決算銘柄は
小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表も7月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、値上げで食品や日用品を中心に買い控えの動きがみられるなか、仕入れ価格や人件費の上昇で減益となる企業もみられました。しかし、その一方で値ごろ感のある商品の投入や、好調なインバウンド(訪日外国人)需要などを受けて増益となる企業もみられました。
そしてそうした企業のなかには市場の期待を上回る増益となったものもあります。そこで今回は第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を5%以上上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば人材サービス大手のディップ(2379)は求人広告サービスが堅調に推移したことなどにより第1四半期の営業利益が前年同期比で20%を超す増益となり、コンセンサス予想を15%以上上回っています。