会社予想を大きく上回る増益となった3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、旺盛なインバウンド(訪日外国人)需要などを背景に増益となる企業が目立ちました。そしてそうした銘柄のなかには会社予想を大きく上回る増益となったものもあります。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、2024年3月期の営業利益が増益を見込んでいた会社予想を10%以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えば三井金属鉱業(5706)は為替が円安で推移したことによる金属セグメントの収益改善や、長期金利の上昇に伴う退職給付費用の減少などにより2024年3月期の営業利益が前期比で2.5倍となり会社予想を50.9%上回っています。

営業利益が増益を見込んでいた会社予想を10%以上上回った主な3月決算銘柄はこちらからチェック