先週はニューヨークとワシントンD.C.に出張だったのですが、帰ってきてすぐに、テイラー・スウィフトの東京ドームコンサートに行きました。因みに、皆スイフトと呼んでいると思うのですが、何故スウィフトって表記するのでしょう?気持ちは Swift だからでしょうか。日本語の表現能力って面白いですね。それはともかくこのERASツアー、本当に圧巻でした。9年前に1989ツアーをニュージャージーのメットライフ・スタジアムでも見ましたが、100倍以上パワーアップしていました。そのAVの技術や、構成の合理性など、話したいことはいくらでもあるのですが、今日はもっと根本的なことについて書きたいと思います。

テイラー・スウィフトのコンサートを見て思ったこと、それは彼女が「人間を謳歌している」と感じることです。

「人生を謳歌する」という表現はありますが、「人間を謳歌する」という表現は聞いたことがありません。しかし彼女がカラダ全部を使ってステージを大きく動きながら、そして観客との繋がりを確認しながら、人間としてのテイラー・スウィフト全部を使って、そしてそれを喜びながら歌を歌っている、いや単に歌を歌うのではなく、まさにパフォームしているのを見て、自然と私の中に、「人間を謳歌している」という言葉が湧き上がってきました。テイラー・スウィフトの圧倒的な人気は、それは例えば大谷翔平のようなスーパー・スポーツマンと比べても段違いの経済規模な訳ですが、それはこの「人間を謳歌している」ことに、世界中の人が憧れて、或いは共感し、或いは希望をもらうから、そうなるのではないでしょうか。

私もこの数日は、大きく手を振って歩いております。気持ちいいですね!