上期の営業利益が減益予想に反して増益となった3月決算銘柄は

3月決算企業の上期決算発表では増益となる銘柄も目立ちました。経済正常化による需要の回復や値上げ、円安などが追い風となりました。そしてそうした銘柄のなかには予想に反して増益となったものもあります。そこで今回は上期の会社予想は減益だったものの増益となった銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。

例えば日本特殊陶業(5334)はスパークプラグでの価格転嫁が順調に進んだことなどから前年同期比で11.4%減とみていた上期の営業利益が6.4%増となっています。また、大東建託(1878)も主力のアパート建設事業で値上げの効果などにより採算が改善したことから前年同期比で12.8%減とみていた上期の営業利益が0.9%増とわずかながら増益となっています。

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